ブラック企業、ホワイト企業の基準とは?ブラック企業に入らないための注意点と対策を紹介!

皆さん耳なじみのあるブラック企業、ホワイト企業という言葉

その基準はご存じでしょうか?

今回はブラック企業とホワイト企業の特徴をまとめていきます!

ブラック企業の定義とは

厚生労働省が公表しているもので上記の条件に当てはまっていると労働基準法に違反しています。

ただ上記のものは労働基準法であってブラック企業を指したものではありません。

厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、

① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す

② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い

③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

などと言われています。

日本の環境では当てはまっている企業は多そうですがブラックの基準は過度に行っているかどうかみたいですね!

仕事ですから多少の無理はすることはあるでしょうが無理のし過ぎには注意が必要ですね!

ホワイト企業の定義とは

こちらも厚生労働省は「ホワイト企業」を定義しておりませんが一般的な特徴として

①従業員への待遇や福利厚生が充実している

②社員の健康や労務管理などを重視するとともに、労働安全衛生に関して積極的な取組を行い、生き生きと長く働くための環境が整っている会社

だそうです。

大手の企業であれば当てはまっている企業は多そうですね!

気になっている企業はどうなのかしら?

ブラック企業とホワイト企業、それぞれの特徴

続いてはブラック企業とホワイト企業の特徴についてみていきましょう!

ブラック企業

給与ブラック企業は給与が極端に少なかったり、失態や責任問題になったときに給与から天引きされるなど金銭面でかなり苦労する
残業残業時間は長く、毎日終電で帰ったり、会社に寝泊まりすることもあり、それを強要される。
残業代の出ないサービス残業をさせられる
離職率毎月のように人が辞めていき、そのたびに新しい人が入ってくる
常に求人を出している
ハラスメントパワハラ、セクハラが当たり前の環境
無理に続けるとメンタルが病む
休日年間の休みが90日以下
有休は使えず、休日出勤も当たり前

ホワイト企業

給与基本給に加え、福利厚生が充実しており、会社独自の手当てがある
残業残業は会社で禁止になっている、もしくは申請が必要
残業代は全額支給
離職率離職率が低く、10年20年勤めてる人がたくさんいる。
仕事辞めたいという話も出ず、やめていく人も起業したりと前向きなケースが多い
ハラスメントハラスメントすると相応の処置がとられる
人間関係が良好なのでもめることが少ない
休日年間休日125日以上
夏や年末年始に長期休暇が取れ、有休消化率が高い

今の会社はどちらなのかしら?

もし今の会社がブラック企業の特徴に当てはまっていれば転職をお勧めします!

ブラック企業に入らないための注意点

みなさんブラック企業には入りたくないと思っているとは思いますがブラック企業側も抜けてしまった穴を埋めるためにあらゆる手を使って人を集めていきます。

その為、ブラック企業に入らないための見極め方を覚えておきましょう!

転職エージェントを利用する

まず転職するときですが一人で求人を探して応募していませんか?

そうするとブラック企業に当たってしまう確率が高くなります。

転職の際には転職エージェントを活用しましょう!

エージェントは募集のある企業と連絡を取り、その企業がどんな会社なのかというのを把握しています。

その為、ゼロから会社のことを調べるよりも簡単にその会社のことを知ることができます。

無料で利用できるので是非お試しください!

相談だけでも大丈夫ですよ!

求人の内容を確認する

求人の募集要項で見かけるブラック企業の特徴がを見ていきましょう!

給与が異常に高い1年目から年収1千万目指せます!みたいなところはかなりハードです
残業が月100時間2~6か月間の残業時間の平均が80~100時間まで完全なブラック
求人では45時間以上と記載されていることが多い
アットホームな、和気あいあいほかにアピールポイントがないため仲の良さを前面に出している
距離感が近い分プライベートの付き合いや人間関係で問題が起きやすい
積極採用、大量採用辞める人が多いため常に採用している
使い捨て感覚で従業員を働かせる
面接一回面接一回のみで採用しているところは要注意

あくまで特徴ではありますが頭の片隅には入れておきましょう!

面接でわかるブラック企業の特徴

面接の際にもブラック企業の特徴が出てきます!

先ほど記載した求人内容が当てはまっていれば以下の項目を質問してみましょう!

給与が異常に高い年収1千万も可能とのことですが実際に何パーセントの方が1千万まで到達していますか?
 -%が低ければそこまで稼げる人は稀ということ
給与の内訳を教えてください。
 -基本給が低く、インセンティブや残業代で底上げしている可能性がある
残業が月100時間月の平均残業時間を教えてください
 -求人には45時間としか記載されていないのに実際にはもっと多い
  面接時の説明と過度に違えば、会社都合でやめることもできる
アットホームな、和気あいあい会社でイベントや集まり等はありますか?
 -中には運動会や花見などをやる会社もあり、行きたくないと思うのであればそこはやめた方がよい
会社の雰囲気を教えてください
 -実際に会社の中を見学させてもらえるなら内定前に必ず確認しましょう!
  働いてる人の会話や表情でどんな会社なのか伝わってきます
積極採用、大量採用離職率を教えてください
 -はぐらされることもあると思いますがそれだけ高いという可能性があります

また面接時に多分や大体など不明確な回答が多い場合は入社後に実際に聞いてた内容と違うというケースが多いため、気をつける必要があります。

実際に目で見て話を聞くことで見えてくるものは多いですからね!

国のブラックリストを確認する

厚生労働省が公表している過去に労働基準法に違反した企業をまとめたサイトがあります。

そこには企業名はもちろんいつ、どんな違法行為があったかも記載されているため、怪しい企業があれば応募前に事前に確認し、応募すべきかどうかを判断しましょう。

全国ブラックリスト企業(厚生労働省)

厚生労働省の調査したブラックリストのため、ある程度信用できますね

そんなものがあるのね!

会社の口コミを確認する

Google等の口コミもそうですが会社ごとに働いていた方が口コミをかけるサイトもあります。

そこでの評価や実際の雰囲気などを確認したうえでその会社がどんな感じなのかをイメージしてみましょう!

ライトハウス

openwork

口コミを見るためには会員登録が必要ですが転職の際にはとても役に立つので活用してください!

利用時の注意点は口コミを書いている方が真実を書いているとも限らないということです。

嫌な思いをして辞めた方はあることないことを書くことが多いですし、ライバル企業が信用を落とすために捏造するなんて話もあるそうです。

そのため参考にするのは同じような内容で複数の方が書いているものや細かい記載があるものに絞るとよいでしょう!

すべてを鵜呑みにしないようにしてくださいね!

ブラック企業に入ってしまったら

もしブラック企業に就職してしまったら

一日でも早く退職しましょう!

昔は3年間以内にやめる奴は根性がない、転職してもすぐやめるなどと言われていましたが現代ではそこまで考える人は少なくなっております。

ブラック企業で3年無駄にするくらいなら、早々にやめて新しい仕事を探したほうが有意義です。

ブラック企業に入ってしまい、毎日過度な労働を強いられ、パワハラを受け続ける…

メンタルが壊れ、鬱になるのは目に見えていますよね。

仕事はたくさんありますがあなたは一人しかいませんから自分を一番に考えてあげましょう!

それでも早期退職したせいで転職が難しいのではないかと心配な方もいると思います。

そんな時は転職エージェントに頼ってみましょう

同じような境遇の方のサポートを数多くこなしたエージェントならば、強力な味方になってくれるでしょう!

転職エージェントを使ったほうがいい人の特徴はこちら

仮に早期退職になったとしても心配いりません!

まとめ

日本はどちらかというとブラックに近いグレーゾーンな会社が多いように感じますがそもそもブラックの基準が高いように思います。

日本の経済自体が荒んでいるせいで中々ホワイトな環境を用意できる会社自体が少なく、ホワイト企業に入るためにはどうしても実績や学歴、運の要素が入ってきてしまいます。

今よりも少しでもいい企業に入りたい方は徹底したリサーチが必要になりますね!

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