金融業界の年収は?職種それぞれの特徴や平均年収まとめ!

皆さんは年収の多い職業と言われてどの業種を思い浮かべるでしょうか?

一般の方でもなれる可能性を考慮すれば金融を思い浮かべる人が多いと思います!

今回はそんな金融について解説し、転職、就職するために必要なことをまとめていきます!

金融とは

「金融」とは本来、「金」を「融資」することから名付けました。

そのため、金融といえば銀行というイメージになりがちですが実際には他にも金融に該当する職種があります。

金融に該当する主な業種は以下の通りです。

・銀行

・保険

・証券

・リース

それぞれ解説していきます!

銀行

皆さん一つは銀行口座を持っているかとは思いますが、銀行は預金という形でお金を集め、それを融資することで利子を得るという仕組みで成り立っています。

主な種類は

メガバンク(都市銀行)預金・貸出金の金額がきわめて大きく、都市部にある。
地方銀行(地銀)特定の地域を中心に営業活動を行い融資をする。地方にある
信託銀行(信託)現金だけでなく、顧客の株式や不動産の管理なども行う。
信用金庫(信金)/信用組合特定の地域・業種を営業範囲とし、出資者である会員・組合員から預金を集め、相互扶助の理念のもと中小・零細企業や個人に融資する


保険

保険は人々が予期せぬ事態やリスクから身を守るために保険商品を提供する仕事で大きく分けると生命保険と損害保険があり、

生命保険は「人々の生存、または死亡による損失に対する保険」

損害保険は「モノに関する損失に対する保険」

をそれぞれ提供しています。

証券

顧客の株式売買を仲介することで手数料収入を得るという仕組みで、個人顧客向けには幅広い証券商品を案内していきます。

法人向けには、企業の株式や債券を引き受けることによる資金調達支援や、M&A(企業の買収・合併)への助言・仲介といった「投資銀行業務」も行っています。

またネット証券は手数料が安価で始めるハードルが低く、このサイトを閲覧している方にも購入したことがある方がいるかもしれませんね。

リース

リースとは立替払いをイメージするとわかりやすいでしょう。

巨額の商品(家や機器類)を購入する際に一括で払うことができないか方がお金を借りて商品を購入し、立て替えてもらった企業に定められた期間までには返していくことです。

リースを利用することで初期費用を抑えることができますが途中解約ができないため、不要になった場合でも既定の料金を払い続ける、あるいは同額総統の違約金が発生します。

金融業界の平均年収

金融業界175社「平均年収ランキング」 1位は年収1823万のマーキュリア | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)参照

金融業界上位の企業は当たり前のように年収が1000万を超えてきますね!

年収が高い企業は外資系の金融や大手企業が多く、1000万を目指すのであればそれらの企業を目指すのが良いでしょう!

民間給与実態統計調査 令和4年参照

金融業界全体の年収で見ても800万以上が全体の28%と一番多く、次いで400万~500万となっております。

しかし、一定数300万を切る層がいることから務める企業や年数によっても年収が大きく変わることが予想されます。

金融業界の主な業務内容

金融の中でも営業、プライベートバンカー、ファイナンシャルプランナー、ファンドマネージャー、アクチュアリーなど様々な職種に分けられます。

それぞれの仕事で受け持つ役割も変わってきますので自分に合った職種に就くことも大切だと思います。

一つずつ解説していきます!

営業

自社で取り扱っている金融商品を通じて、顧客のもつ資産の運用を提案し、契約に結びつけるのが仕事内容です。

新規顧客の開拓に加え、すでに取引を行っている顧客に対して別の金融商品の提案も行います。

自分の会社で取り扱っている金融商品を、顧客の希望にあわせて紹介するところから、その後の継続的な取引のサポートまで求められる仕事です。

営業の中にも個人営業と法人営業が存在し、

個人営業(リテール営業)は個人の顧客に対して金融商品の提案を行う、銀行や保険会社、証券会社の営業が該当します。

会社によって提案する金融商品は異なりますが

銀行なら住宅や教育ローン、預金の提案から投資や保険に関する商品、

保険会社なら生命保険や損害保険など個人向け保険、証券会社なら株式や債券、投資信託の提案を行うのが特徴です。

法人営業は企業や団体といった、法人に対して資金調達を提案していきます。

個人営業と異なり、法人営業は資金調達を目的としているため、法人でも役員や事業主、経営者、財務担当者などを相手として取引を行うのが特徴です。

よって金融商品や業務に関して高い専門知識が求められる職種となっています。

より専門知識を求められる面から法人営業のほうが年収が高いとされています。

プライベートアンカー

プライベートバンカーはある顧客1人の専属となり、

長期的に顧客の資産の運用・管理などのあらゆる相談の窓口になります。

1人当たりのバンカーが担当する顧客の数は他のバンカーと比較すると少なくなるため、顧客1人あたりの取扱金額は高額となることが多く、その分強い信頼関係を築くことが求められます。

新規の顧客に対しては、どういったニーズや課題があるのかの初期面談を行い、顧客の資産運用の目的や考え方をヒアリングしていきます。

取引が開始したら、定期的に報告を兼ねた面談をし、提供しているサービスが顧客の目的や要望に合っているのか継続的に検証し、必要であれば修正を加えていきます。

相談内容は、金融資産の管理に関する問題はもちろんのこと、事業再構築やグローバル化への対応などのビジネスの問題から、老後のライフプランや相続などの家族の問題まで、多岐にわたるため幅広い知識が必要とされています。

単価が高く、知識が必要なためプライベートアドバイザーの平均年収は800万を超えるといわれています。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー(FP)は、お客さまからのライフプラン(生涯生活設計)に関する相談に応じ、資産に関する情報分析、ライフイベントに沿った資金計画を立てる専門家です。

例を挙げると結婚、出産、教育、マイホーム購入、老後の生活などがあります。

これらの必要な金額を計算したり、お客さまの家族構成や収入、資産などの情報をもとに、資産設計の提案や助言を行うのがFPです。

顧客の多くは個人ですが、中小企業などの法人もおり、お客さまがお金の面で困ることなく、リスクを軽減しながら人生の目標を達成し、安定した生涯、経営を送れるよう手助けします。

平均年収は400~600万と言われています。

ファンドマネージャー

ファンドマネージャーとは、顧客から預かった資金でファンドをつくり、運用方針に合わせて運用することが主な仕事です。

ファンドとは

運用のプロが投資・運用し、運用の成果として生まれた利益を還元するという仕組みの金融商品のこと

一般的にファンドごとにアナリストやエコノミストなどの運用チームが組まれ、チームでミーティングを開き市場や銘柄分析などの情報を共有したうえで、投資銘柄等を選定します。

膨大な金額を投資するため、投資する企業の状況を調べたり、世界中の金融市場や情勢を監視することが大切になり、広い視野で情報収集を行い続ける必要があります。

平均年収は600万程となっております

アクチュアリー

アクチュアリーの主な仕事内容は、人が安心して生きていくうえで欠かせない「保険」や「年金」の掛金や支払金の額を決めることです。

この掛金や支払金は、数字はさまざまなデータをもとに算出されており、アクチュアリーは最適な金額を算出するための複雑な計算をするエキスパートとして活躍します。

統計学や確率論といった非常に高度な知識・技術を駆使する専門職であるため人数が少なく、日本で正式にアクチュアリーを名乗ることができる日本アクチュアリー会正会員には、2020年3月末時点で1800名ほどしか認定されていません。

とても希少価値高い職業のため年収は1000万を超える方が多いそうです。

まとめ

金融業界でも沢山の職業がありますがどの職に就くかで年収が決まってきます。

高収入を目指しより専門性のある職に就くか、自分の適性に合った職で経験を積み、大手や外資系で年収を上げるか

ご自身の目的に合った仕事の選び方を考えていきましょう!

また金融業界で働くのなら知識を深めることも必須になりますのでできることから始めていきましょう!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です