平均年収が一番高い職業はなに?仕事内容や特徴をまとめてみた

平均年収が一番高い職業は何かご存じでしょうか?

それは電気・ガス・水道等の生活に欠かすことのできない資源やエネルギーを提供する職業です!

今回はそれらの職業についてまとめていきますので転職の参考にしてください!

電気・ガス・水道の平均年収はいくら?

まず気になるところといえば年収ですよね!

厚生労働省が発表している資料を基に年収をまとめました

上記のグラフを見てわかる通り、平均年収は800万以上の方が一番多く全体の42%と約半数を占めています。

次いで600~700万が15%、500~600万11%となっております。

全体的に平均年収は高いですね!

専門的な知識を要するため誰でもできる仕事ではない、生活するうえで必要な仕事のため安定した年収があると思われます。

電気・ガス・水道業の仕事内容

続いてはそれぞれの(電気・ガス・水道)仕事内容についてみていきましょう!

電気

家電や携帯の充電等でも使用する電気

そんな電気を提供する電力会社

電力会社は火力や水力、原子力といった発電施設で電気を作り、工場や商業施設、一般家庭にエネルギーを供給しています。

電力会社は大きく分けて3つあり

発電事業東京電力や関西電力などいのわゆる大手電力会社が運営。
発電することを目的に火力発電や水力発電、原子力発電などの施設を建設、運用を行う。
送配電事業東京電力や関西電力、東北電力などの大手電力会社が運営。
発電された電気を変電所に送り、産業用、家庭用など用途に応じた電圧に変換し送電する。
小売電気事業電気の小売りを事業としている会社

となっております。

電力の自由化に伴い、多くの企業が電気産業に参入したことで近年は競争率は激化しています。

それぞれ事業の中でも役割が分かれておりますのでどんな仕事があるのか見てみましょう!

発電事業

燃料調達

発電をする上で欠かせない燃料を日本国内では十分な量を確保できないため燃料は輸入しており、燃料調達を担当する社員がその輸入を担っています。

原価を抑え、安定的な供給の実現が最大の職務で、世界各国にある現地企業と交渉を行うほか、運搬船の手配に通関手続きなども行います。

海外企業とのやり取りを行うため英語を使う機会も多くあります。

施工管理

発電設備の工事や修繕の計画を策定する職種のほか、既存設備の点検や更新計画を策定する職種もあります。

設備ごとの特徴を把握し、工事を担当する土木関連部門や発電所運用部門など、他部門との連携も重要です。

発電所運用

火力、水力、原子力などの各種発電設備の運転操作を行い、計画に沿った発電量を供給する役割を担っています。

また、発電所内の巡回や設備の点検も行い、安全で安定した発電所の運用に責任を持って業務に取り組んでいます。

電力供給を止めないため発電所は24時間稼働しているため、交代制勤務が基本です。

メンテナンス

火力や水力、原子力など、各種発電所の設計やメンテンナスを担当する職種です。

本社などで設計や保守計画を担当する企画系の職種現場で計画に沿ったメンテナンス作業を行ったり、改修工事の指揮をとる技術系の職種があります。

企画系も技術系のどちらも発電所の安定稼働には欠かせない職種です。

送配電事業

給電指令

時間や時期など、あらゆる状況を考慮して、発電所の発電量をコントロールし、効率的かつ経済的に発電所を運用します。

変電所や送電線の監視業務も行っており、供給と需要のバランスを把握して業務にあたるため、比較・分析力が問われます。

送変電

電気が通る送電線や鉄塔といった設備の保守・管理を行う職種で数万とある鉄塔の巡視や点検、補修を行い、24時間365日送り続けられる電力供給を支えています。

送電設備に関する研究も行い、研究結果は保守・改修計画に反映し、より効率的な業務に生かされています。

配電

変電所から送られてくる電気を家庭や工場、商業施設などに届けるための電柱や電線、変圧器に開閉器といった配電施設の設置・保守を担当する職種です。

自然災害などでトラブルが発生した際はいち早く現場に向かい、早期復旧のために昼夜問わず対応しなければなりません。

小売電気事業

営業

商業施設や工場、デベロッパーなどに営業活動を行う法人営業と一般の家庭に営業活動を行う一般家庭営業があり、省エネソリューションの提案や新プランの提案などを行います。

ガス

ガス業界に属する企業では、主にガスの「供給・販売」に関わる事業を展開しています。

ガスは「都市ガス」と「プロパンガス(LPガス)」があります。

都市ガス地下の専用の供給管を通じて利用者に供給されているガス
プロパンガス充填したガスボンベを入れ替えることによって利用者に供給されるガス

都市ガス業界の代表的な企業としては、「東京ガス」「大阪ガス」「東邦ガス」「西部ガス」の4社が挙げられ、「4大都市ガス会社」と呼ばれることもあります。

プロパンガス業界の代表的な企業としては、「岩谷産業」「エネサンスホールディングス」「日本瓦斯」などが挙げられます。

ガス業界の主な業務内容は施工管理、保守点検、営業の3つです。

それぞれ見ていきましょう!

施工管理

一般家庭や企業でガス設備の工事を行う際に、ガス設備を導入したいお客さまの要望を取りまとめ、工事のスケジュールや予算管理、工事会社との打ち合わせなどを行います。

施工管理は工事現場の司令塔としての役割を担っており、決められた日時までに工事を終わらせる責任感のある仕事です。

保守・点検

各家庭や企業において、ガス管などの点検・管理を行います。

定期的な点検作業を行うことで老朽化による設備改善の提案ガス漏れ等の異常を事前に防ぐことで思わね事故を防ぐ重要な仕事といえます。

営業

一般家庭や企業を訪問し、自社で取り扱っているガス商品の提案活動を行いったり、取引のある顧客に対しアドバイス等を行います。

また、住宅展示場などでガスの新商品に関するイベントが開かれていることもありますが、そのようなイベントについてもガス会社の営業が企画・運営を行なっています。

水道

水道業界ではまだまだ官営の傾向が色濃く残っており、電気、ガスと比べると民営化が遅れている傾向にあります。

法の改正により、より一層民営化は進んでいくと思われるので就職は徐々にしやすくなっていくでしょう。

主な業務内容はガス工事と似ており、施工管理、保守点検、営業となっております。

施工管理

お客様の要望を基に工事のスケジュールを立て、期間内に工事が終えられるように管理を行います。

保守、点検

道路の下に埋まっている水道管などの設置、交換、修繕等を担う技術職のことで専門的な知識と技術を身に着けていく必要があります。

水は生活に欠かせないものになるため破損等があった際にはいち早く対応が求められます。

営業

現在、水道業界では、給水人口の減少に伴い、水道事業の海外進出が進んでいます。

その為、水道業界における営業職では、海外進出も視野に入れ、高い語学力のある人材が重宝されます。

また語学力を身につけるだけではなく、水道業界の最新技術についても調べておきましょう。

電気、ガス、水道色がお勧めできる理由

電気、ガス、水道はそれぞれ専門的な知識が必要で就職するのが難しいイメージを持たられがちですが、実際には事務職や営業など比較的挑戦しやすい職種もあり、思っているよりもハードルが低いです。

公営の会社に入るのはやや難易度が上がりますのでまずは民営の会社で専門性を身に着けてから転職する方が比較的苦労することなく就職できるでしょう。

営業は苦手、でもお金が欲しいという方は技術職めざしましょう!

技術職は資格がなくてもできるものが多く、基礎知識さえ固めておけば技術面はやりながら成長していくことが可能です。

その代わり、移動は作業道具を積んだ作業車で行うことが多いため運転免許がほぼ必須となりますのでご注意ください。

まとめ

人の生活に必須となる電気、ガス、水道

これらのエネルギー供給はなくなることはまずないため、それらを扱う技術を身に着けておけば将来安泰といえるでしょう!

しかし、覚えなければいけないことも多く、最初は苦労すると思います。

それを乗り越えていける強い気持ちが必要ですね!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です