IT企業に転職したい人必見!IT企業の仕事内容や年収、未経験からでも転職できるやり方をまとめてみた!
IT業界は今後も成長を続ける将来性の高い職業と考えている方も多いでしょう。
実際にインターネットは世界中のほとんどの方が触れているものですし、今後もなくなることはないでしょう!
当然、インターネットと関わる職業の需要は高くなり、職種も増えていくことが予想されます。
そうなったときに、今からIT業界で活躍だきるだけのスキルや実績は将来のためになることでしょう!
そんな、注目度の高い職業だからこそ転職したいと考える方も多いのではないでしょうか?
今回はIT業界に挑戦したいと考えている方向けにIT業界にはどんな仕事があり、それぞれどんな特徴があるのか、転職を実現するために必要な情報をまとめてみました!
目次
ITの定義とIT企業の種類
ITとは、「Information Technology」の頭文字をとった単語でパソコンやスマートフォンなどの情報技術、セキュリティや情報処理なども含み広義的な意味で使われます。
そして、IT企業とはハードウェアやソフトウェア、情報処理システムといったサービスを提供する企業のことです
IT企業は主に下記の5つの業界に分類することができ、それぞれ役割や専門知識が異なります。
ITの業界
- ソフトウェア業界
- ハードウェア業界
- 情報処理サービス(SI)業界
- インターネット・Web業界
- 通信インフラ業界
補足
ソフトウェア業界はコンピューターを動作させるソフトを作る業界
ハードウェア業界はパソコンや周辺機器などのハードウェアをプログラムを開発するシステムエンジニアや設計・開発・販売する業界
情報処理サービス(SI)業界は、情報システムの構築や運用、保守を担う業界
インターネット、Web業界とは、主にWebサイトやWebサービスの制作事業を行う業界
通信インフラ業界は電話やインターネットをはじめとした通信インフラを扱う業界
IT業界の職種はなにがあるのか
IT業界には大きく分けて5つの職種があります!
エンジニア | プログラミングや専用ソフトを用いて開発を行う |
営業 | クライアントから案件を受注する |
プロジェクトマネージャー | プロジェクトの進行を管理する |
ヘルプデスク | 自社及び外部に向けたサポートを行う |
バックオフィス | 自社の経理や人事 |
営業、ヘルプデスク、バックオフィスに関しては専門知識が異なりはしますが一般的な職種とやることは同じになります!
過去に経験のある方であればすぐに慣れることができるはずです!
次にさらに深掘りした内容をまとめてかいきます!
エンジニアの種類や業務内容
エンジニアの種類はたくさんあるため有名なものを一部抜粋してまとめていきます!
システムエンジニア(SE)
システムエンジニアはクライアントの要望に応じてシステムを構築する職種になります!
まずはクライアントとの打ち合わせをを通して、どのようなシステムを導入したいのかをヒアリングし、それが実現可能か予算がどれくらいかかるかなどをすり合わせを行います。
双方、問題なく合意したら次にシステム構築に要する工程、スケジュールを決め、設計書を作成します。
これらの業務を担うことから、SEはクライアントとの窓口のような役割を行う職種と言えるでしょう!
ただ会社の規模によってはプログラミングも行う企業もあるため、入りたい企業がSEにどこまで役割を求めているのか確認は必須です!
プログラマー(PG)
プログラマーはSEが作成した設計書をもとにプログラミングを行います。
出来上がったシステムのテストを重ね、不具合がないかの確認、修正を繰り返し、完成したものをクライアントへ提出します。
決められた工数のうちに完成させるためにより専門的な知識と技術が必要となり、一つのミスで多くの時間を使ってしまうため、集中力の必要な仕事といえます。
それぞれに専門とする分野があるため、自身の設計したいものがどんなものなのか(WEBやアプリ等)を把握したうえで仕事にすることで入社後のギャップを防ぎましょう!
IoTエンジニア
IoTエンジニアは、IoT技術やIoT製品を利用したシステム開発を行う技術者です。
IoTとは?
「IoT」(Internet of Things)は、コンピューターに限らず、車、家庭用電化製品、工場の製造ラインなどのさまざまな「モノ」をインターネットに接続し、データをやりとりする仕組みのことで離れたところにあるものを遠隔操作することができます。
近年では遠隔操作できる家電も増えてきており、さらにIoTに対応しするモノは増えていくといわれています!
そのため、とても需要の高い職業といえますが、より専門的な知識と技術が必要なためIoTエンジニアの数はまだ少ないようです。
逆に言えばiotエンジニアとして働けるだけの実績を作れればエンジニアを必要とする企業には引くてあまたでしょう!
Webエンジニア
Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションなどの設計や開発、運用や保守を担当するエンジニアです。
Webサイトは不特定多数の目に留まるため、ターゲットのニーズに合った構成、文章力、プログラミング、マーケティングの知識も必要になってきます。
またサーバー落ちやコンプライアンスなどアクシデントに対応することもあるため、細心の注意と準備が必要になります!
IT営業の仕事内容
IT営業は一般的な営業と比較して、専門知識が必要な職業といえます。
自社で取り扱う商材の専門用語やどんなことができるのか把握しておかなければ難しいでしょう。
また、無形商材を扱うため顧客ニーズを正確に聞き出すヒアリング力とそれをもとに制約につなげる提案力が必須の職業です。
主な商材はシステム提供やエンジニアを必要とする企業に人材を派遣する派遣事業があります。
単価が高いため利益率は高くなりますがその分、契約を取るのも難しくなるので根気強く仕事に取り組む必要があります。
プロジェクトマネージャー(PM)
プロジェクトマネージャー(PM)とはその名の通りプロジェクトのマネジメントを担う職業で品質や納期のコントロールやコスト面の管理などを行います!
プロジェクトの中枢を担うことから常に全体の進捗やかかっている費用などを頭に入れておき、的確な指示が求められます。
PMはプロジェクトマネジメントの知識体系【PMBOK】をもとにプロジェクトを進行していきます。
PMOBKとは
QCD(品質、費用、納期)」の管理を目標とした5つのプロセスによって構成されます。
「立ち上げ」→「計画」→「実行」→「監視・コントロール」→「終結」
PMP試験というPMのための国際試験もあるためPMを目指す方は資格取得を目指しましょう!
ここでまとめるには情報量が多いため、割愛させていただきます。
ヘルプデスク
ヘルプデスクは社内もしくは社外からの質問やトラブルに対してサポートを行う業種です。
その為、業界の専門知識はもちろん、電話やメール等のビジネスマナーも必要になります。
会社の規模にもよりますがSEと兼任して行う場合もある為、注意が必要です。
バックオフィス
バックオフィスは一般企業にあるものと基本的には変わりません。
主に
総務・経理・財務・人事・労務・法務・その他一般事務
からなり、会社を裏で支える重要な役割を担っております。
IT企業の平均年収と転職の難易度
続いて各業種別に平均年収と未経験時の転職の難易度を見ていきましょう!
エンジニア
平均年収は約516万円で日本の平均年収よりもやや高い結果となりました!
業界的にも年収1000万を狙えることから将来に期待できる職業とも言えるでしょう!
転職の難易度は
低めです!
というのもプログラミングの勉強などが必須にはなりますが現在ではエンジニアの需要が高く、多くの企業が未経験の方をエンジニアに育てているからです!
その為、会社にもよると思いますが未経験でも挑戦が可能です!
ただプログラミングは向き不向きがありますので事前にどんな作業を行うのか実際に触れてみた方がいいでしょうね!
営業
IT営業の平均年収は472万で他営業と比べても平均的といえます。
未経験からの転職難易度は
低いです!
エンジニア同様、専門用語や知識は必要になるため、勉強は必須ですが実際にプログラミングするわけではないので入社してからでも知識はつけられます!
また、世の中にはおおくのIT企業があるため募集はたくさんあります。
そのため、未経験を採用している企業も多く、挑戦しやすい職業ともいえます!
プロジェクトマネージャー(PG)
PGの平均年収は670万でかなり高くなっています!
そのため、未経験での転職難易度は
とても高いです!
なぜかというと、PGは一般的にSEやPGなどで下積みを積んでからキャリアアップでつくことが多いためです。
そのため、現在SEやPGとして働いている方であれば転職できる可能性はありますが、それらの経験がない状態だと転職は難しいでしょう。
ヘルプデスク
ITのヘルプデスクの平均年収は347万でした。
ヘルプデスクはクライアントと自社の橋渡しの役割をしているため、対応に追われることが多く、板挟み状態になることもあります。
また、SEや営業であればできる技術を増やしたり、案件をたくさん受注することで年収を上げることができますが、ヘルプデスクの場合、行う業務はあまり変わらないので年収を大幅に上げるのは難しいとされています。
逆に言えば業務内容が大きく変わることがないため慣れてくればSEや営業と比べても楽ができます。
バックオフィス
バックオフィスの中でも職種がある為、担当する業務によって年収は異なりますが、平均年収は400〜600万と言われています。
法務 | 600万~800万円 | メンバークラスで経験3年以上あれば600万円程度。リーダー・マネジメント経験があれば800万円以上。 |
人事 | 400万~600万円 | メンバークラスでは~400万円。エリアマネージャーやリーダークラスだと400万円~500万円、課長以上だと600万円以上。 |
総務 | 350万~450万円 | メンバークラスだと350万円前後。リーダークラスや管理職なら400万円以上。 |
経理 | 400万~600万円 | リーダー候補で経験3年以上、簿記2級以上あれば400万円~600万円。課長以上だと600万円以上。 |
財務 | 500万~600万円 | リーダー候補で経験3年以上あれば500万円~600万円。課長以上だと600万円以上。 |
広報 | 350万~500万円 | メンバークラスで350万円~450万円、課長以上だと500万円以上。 |
IR | 400万~650万円 | メンバークラスで経験3年以上あれば400万円程度。責任者は800万円以上。 |
内部監査 | 600万~800万円 | メンバークラスで600万円。管理職なら800万円以上。 |
経営企画 | 500万~600万円 | メンバークラスで経験3年以上あれば500万~600万円。マネージャーやエキスパートクラスなら800万円以上。 |
情報システム | 450万~600万円 | メンバークラスで450万円~550万円。管理職は600万円以上。 |
未経験からの転職難易度は
やや高めです!
というのも職種により法律や簿記の知識が必要となるケースがあり、専門性の高い知識が求められる為です!
ですが未経験でも始めやすい職種もあり、その例が人事です。
人事は人を見極める力が必要ですが他の職種より専門知識を必要としない為、未経験でも始めやすいと言えるでしょう!
実際に未経験の方を募集している企業も多くあります!
それぞれ役割や年収も異なりますので自分に合った職種で転職しましょう!
IT企業に転職するには?
ここまでIT企業の職種についてまとめてきましたが挑戦してみたい職種は見つかりましたでしょうか?
未経験の方だと転職は難しいのではないかと考える方も多いと思いますので転職率を上げるための秘策をお伝えします!
スキルを身につける
エンジニアならプログラミングの知識、営業や事務系ならOfficeを扱えるようにするなど入社後に活用するであろうスキルを身につけましょう!
特にそれらのツールを使ってこなかった方だとどれくらい自分が扱えるかを面接官に伝えるいい材料になります!
その一つとして、資格があります!
Officeの資格
ユーキャン https://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/158/
MOS https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html
プログラミングの資格
基本情報技術者試験 https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html
PHP技術者認定試験 https://www.phpexam.jp/summary
プログラミングは独学で学ぶには難しいと感じる方もいると思いますのでそういった方はスクールなどもあります!
社会人からでも始められるものがありますので活用していきましょう!
成果物を作ってみる
勉強しただけだと不安という方は実際に学んだことを活かし、成果物を作ってみましょう!
Officeを使うのであれば今やっている仕事の実績をExcelでまとめて、集計できるようなシステムを導入したり、会議や話し合いでまとまった内容を議事録でまとめて共有するなどする事で
Officeを活用して自社に大きく貢献しましたと
面接でもアピールすることができます!
プログラミングであればアプリを作ったり、WEBサイトを構築する事で目に見える形でアピールすることができます!
多少クオリティが低かったとしても自分で考える作るという行動を起こすことに意味があるので大きなアピールポイントになるはずです!
重要なのは自分が働きたい職種のツールを活用し、転職してからと同じモノを作る事です!
WEBサイトを使っている企業に応募したのにアプリを作りましただと応募した企業はなぜアプリを作成している企業に行かないのかと疑問に思われてしますし、使用しているツールがあまり使用されていないようなマイナーなものだと入社してからまた使い方を覚えなければいけなくなあります。
実際に質問された時にも返答に困ると思いますのでやりたいことが決まったらその職種で作るものと同じジャンルな物を作ると良いでしょう!
転職エージェントを利用する
転職エージェントでは求職者の希望に応じた企業を紹介してくれます!
転職サイトになっていない求人も取り扱っていることが多い為、応募できる企業が増え、理想的な転職に繋がります!
転職エージェントでやってくれる事は以下の通りです!
・相談
求職者の希望条件をヒアリングした上で企業の情報を教えてくれたり、転職を成功させるために必要なものを教えてくれます。
自分の現状を把握することができるため、自分に合っている企業がどういうものなのか、市場価値はどのくらい位あるのかと一人で転職活動を行なっていると見落としがちなことも第三者の目線から教えてくれるため、自分の希望する条件とは異なる企業に応募してしまう可能性を減らすことができます。
・履歴書、職務経歴書の添削
求職者の経歴を踏まえ、履歴書や職務経歴書の添削も行ってくれます。
どう書くことであなたの印象がよくなるのか応募する企業によっても記載しておいた方がいいことと記載しなくて良いことなどをまとめてくれます。
自分で考えるだけだとついそれが最善だと思い込んでしまいがちですが添削してもらうことでより良いものになる可能性があるので書類選考を通過するためにも確認してもらえるのは大きいですね。
・応募代行
企業に応募すると面接日の調整等で連絡を取り合うことになるでしょう。
しかし、あなたが仕事をしているのであれば忙しい中で連絡を取り合うのは手間がかかる作業と言えるかもしれません。
また、企業に好印象を与えるため気を遣わなければいけません。
そんな大変な作業もエージェントが代用してくれます。
さらに、エージェントは企業と連絡を取り合う事で求職者の情報を事前に伝えることができ、より良い印象で面接に臨むことも可能です。
・給与交渉
推しに弱く給与交渉をするときに相手の回答にどうしてもNOと言えない方も多いと思います。
入社時にいかに給与を上げられるかで今後の収入に大きく関わってくるため、給与交渉を妥協しすぎてはいけません。
しかし、自分ではうまく交渉ができないという方はエージェントが間に入って給与交渉をしてくれます。
給与交渉が苦手だなという方はエージェントを頼るだけで年収が上がりますよ!
・アフターフォロー
またエージェントによっては就職した後にも相談に乗ってくれます。
もし入社した会社が面接時の条件と異なっていたり、ひどいハラスメントがあった際にはエージェント経由で再度交渉も可能です。
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